COLUMN | 暮らしの支援

地域活動支援センターとは:日中に過ごせる場所と相談のしくみ

公開日:訪問看護ステーションめぐみ

「日中、家の外で安心して過ごせる場所はある?」「同じような悩みを持つ人と話してみたい」。そんなときの選択肢のひとつが「地域活動支援センター」です。どんなところなのかを、厚生労働省などの公的な情報をもとにまとめました。

この記事のポイント
  • 地域活動支援センターは、障害のある方が通って、創作的活動や生産活動、社会との交流などができる場所です
  • 市区町村が実施する事業で、地域の実情に合わせて運営されています
  • 利用のしかたはセンターごとに異なります。登録が必要なところもあります
  • 探すときは、お住まいの市区町村の障害福祉の窓口に相談してみてください

地域活動支援センターとは

厚生労働省の資料では、地域活動支援センターは「障害者等を通わせ、創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流の促進等の便宜を供与する」施設とされています(障害者総合支援法にもとづく施設です)。

実施するのは市町村や特別区(東京都23区)などで、地域の実情に応じて、市町村が工夫しながら柔軟に運営できるしくみになっています。そのため、活動の内容や開いている時間、利用のしかたは、センターごとに異なります。

センターの種類

厚生労働省の資料では、基礎的な事業(創作的活動、生産活動、社会との交流の促進など)に加えて、機能を強化したセンターとして、次の3つの型が示されています。

Ⅰ型

精神保健福祉士などの専門職員を配置し、医療・福祉や地域とのつながりを強めるための調整、地域のボランティアの育成、障害への理解を広める活動などを行います。

Ⅱ型

働くことが難しい、在宅の障害のある方に、機能訓練や社会適応訓練、入浴などのサービスを行います。

Ⅲ型

地域の障害者団体などが続けてきた、通所による支援の事業を引き続き行います。

どの型にあたるかは、センターによって異なります。「地域生活支援センター」「障がい者支援センター」など、別の名前で案内されていることもあります。

利用の始め方

利用のしかたは、市区町村やセンターによって異なります。まずは、お住まいの市区町村の障害福祉の窓口や、気になるセンターに問い合わせてみてください。

  • どんな活動をしているか、開いている曜日や時間
  • どんな方が利用できるか(お住まいの地域など)
  • 利用の前に登録や面談が必要か
  • 電話での相談を受けているか

たとえば多摩市の障がい者支援センター「のーま」は、登録した方を対象に、電話や面接での相談や、制度・施設の情報提供などを行うと案内されています。

多摩地域のセンターの例

めぐみが訪問している多摩地域にも、日中の活動や相談ができる地域の場所があります。たとえば八王子市の「地域生活支援センター あくせす」は、地域で暮らす精神障害のある方の日常生活の支援や、日々の相談、地域交流の活動などを行うと案内されています。

市ごとのセンターや相談先は、めぐみの対応エリアの各市のページでも、市の公式ページをもとにご紹介しています。

訪問看護との関係

地域活動支援センターは、市区町村の障害福祉の事業です。医療保険で利用する精神科訪問看護とは、別のしくみです。

訪問看護では、ご本人と一緒に、日中の過ごし方や生活リズムを考えることがあります。「外に出かけられる場所があるといいかも」と感じたときは、訪問のときにお気軽にお話しください。必要に応じて、相談支援事業所などの関係機関とも連携します。

まとめ

地域活動支援センターは、障害のある方が通って、活動や交流をしたり、相談したりできる地域の場所です。活動の内容や利用のしかたはセンターごとに異なるため、まずはお住まいの市区町村の窓口やセンターに問い合わせてみてください。

参考にした公的情報

2026年10月29日時点の情報です。制度の内容は変わることがあるため、最新の情報は各機関のページでご確認ください。

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